飲食店でのAI活用|現役料理人が実際に使う場面、使わない場面
飲食店の仕事でAIはどう使える?現役の料理人が、お店で実際にAIを使っている場面(メニューの説明文・SNSの投稿)と、使っていない場面(仕込みの段取り)を正直に書きます。これから飲食店でAIを活用する人に伝えたいのは「基礎をしっかりしてから使いなさい」。
2026年10月3日(更新:2026年10月3日)
飲食店の仕事で、AIは実際どう使えるのか。気になっている人は多いと思います。
僕は普段、料理人として店に立っています。このサイトでは副業でのAI活用をよく書いていますが、今日は本業のお店の仕事で、AIを使っている場面と使っていない場面を、正直にまとめます。
お店で実際に使っているのは2つ
お店の仕事でAIを使っているのは、今のところこの2つです。
- メニューの説明文
- SNSの投稿文
どちらも料理そのものではなく、料理を言葉にして伝える部分です。
いちばん役に立っているのはSNS
中でも、いちばん役に立っているのはSNSの投稿です。
料理を作るのと、それを言葉にするのは別の仕事です。AIに調理理論を教え込んだときに分かったのも、限界はAIではなく自分の言語化能力だということでした。言葉の部分をAIに手伝ってもらうのは、相性がいいと感じています。
ただ、SNSそのものがお客さんを連れてきてくれるかは別の話です。そこは店舗集客の記事に書きました。
仕込みの段取りには使っていない
逆に、仕込みの段取りには、AIを使っていません。
仕込みは生き物だからです。その日にいる人の腕、客数など、さまざまな要因で段取りはすべて変わります。
お店の中では、特別なものではない
お店でも、AIを使っている人はいます。僕が使っていることに対しても、特に反応はありません。特別な道具という扱いではない、というのが今のお店の空気です。
これから飲食店でAIを活用する人へ
これから飲食店でAIを使ってみたい人に言いたいことは、ひとつだけです。
基礎をしっかりしてから使いなさい。
AIは、それらしい答えをすぐに出してくれます。でも、それが正しいかを判断できるのは、基礎がある人だけです。AIに調理理論を教え込んだときも、素のAIが出すレシピには違和感がありました。その違和感に気づけたのは、基礎があったからです。AIの答えを鵜呑みにするのがいちばんの落とし穴なのは、お店でも同じです。
まとめ
- お店でAIを使っているのは、メニューの説明文とSNSの投稿
- いちばん役に立っているのはSNS
- 仕込みの段取りには使っていない。仕込みは生き物で、その日の人の腕や客数で全部変わるから
- お店でも使っている人はいて、特別な反応はない
- これから使う人へ:基礎をしっかりしてから使いなさい
AIは、料理を言葉にするところでは頼れる相棒です。でも、料理そのものの土台は、自分で積み上げるしかありません。
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